IF関数とは…条件別に表示する数値や文字列を設定できる
IF関数を使うと、条件に合わせて表示する数字や文字列を変えることができます。
つまり「条件を満たしている場合は○を表示」、「条件を満たしていない場合は★を表示」と表示を切り替えることができます。
他の関数と組み合わせることもでき、覚えておくと便利な関数です。
是非、基本の使い方をマスターして、あなたのExcel力をアップしましょう!
IF関数の使い方 基本説明
ちょっとわかりにくいですね。わかりやすく書き換えると…
論理式(条件を判断する式)の書き方
A1=100 | セルA1が100 |
A1<100 | セルA1が100よりも小さい |
A1>100 | セルA1が100よりも大きい |
A1<=100 | セルA1が100以上(100も含む) |
A1>=100 | セルA1が100以下(100も含む) |
A1<>100 | セルA1が100ではない |
A1="" | セルA1が空白 |
A1<>"" | セルA1が空白ではない |
A1="○○" | セルA1が○○(文字列) |
A1<>"○○" | セルA1が○○(文字列)ではない |
![](https://excel-skillup.com/wp-content/uploads/2023/07/プロフィール画像(基本).png)
前後に「"」をつけると文字列も条件式に入れることもできるよ!
「真の場合」「偽の場合」の書き方
論理式を入力したら、「真の場合」と「偽の場合」に表示したい内容を入力します。
文字列を表示したい場合は、文字列の前後に「"」をつけて「"○○"」のように入力します。
ただし省略すると、条件を満たさない場合は「FALSE」と表示されます。
IF関数の実用例
IF関数の便利な使い方を紹介していきます
エラーチェックやグループ分け等々、幅広く活用できます。
IF関数の便利な使い方 エラーチェック
例えば、社内で共有ファイルに複数人で入力していて、入力してほしくない数値があるとします。
IF関数を使用すれば、入力された数値が条件に合っているかどうか判定することができます。
例えば以下のような場合…
・条件:希望個数は1人10個まで
![](https://excel-skillup.com/wp-content/uploads/2023/07/IF.png)
![](https://excel-skillup.com/wp-content/uploads/2023/07/IF-2.png)
真の場合(条件式を満たす場合)の表示▶"OK"
偽の場合(条件式を満たさない場合)の表示▶"10個以内で再入力!"▶▶3つの引数をつなげて、=IF(B4<=10,"OK","10個以内で再入力!")
![](https://excel-skillup.com/wp-content/uploads/2023/07/IF-3.png)
あとは下の行までコピーすれば完成です!これで希望個数を入力すると、10個以内かどうか自動判定してくれます!
![](https://excel-skillup.com/wp-content/uploads/2023/07/IF-4.png)
=IF(B4<=10,"OK","10個以内で再入力!")
▶IF関数が10個以内かどうか自動判定し、以下の結果を表示します
・真の場合:セルB4に10以下の数値→「OK」と表示
・偽の場合:セルB4に10以下の数値以外→「10個以内で再入力!!」と表示
IF関数は他の関数と組み合わせることもでき、様々な場面で大活躍します!
是非マスターして、IF関数を使いこなしてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
よかったら他の記事もご覧ください。
【Excel】SUBTOTAL関数を徹底解説!見えてるセルだけ合計!小計と合計の表に便利
【Excel中級】DATEDIF関数の基本説明!年齢や期間・日付を自動計算!
【Excel初級~中級】VLOOKUP関数・初心者にもわかりやすく解説!
【Excel初心者向け】絶対参照とは?基本説明と便利な使い方を解説
コメント