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【Excel中級】DATEDIF関数の基本説明!年齢や期間・日付を自動計算!

中級

Excelで年齢計算や期間を計算したいんだけど、どうやってやるの?

こんなお悩みにお答えします!

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DATEDIF関数とは?期間の長さを計算する関数

DATEDIF関数(デイトディフ関数)とは指定した2つの日付の期間の長さを計算してくれる関数です。DATEDIF関数を見慣れない方、覚えにくい方は、DATE(日付)+DIFFERENCE(違い、差)と考えると覚えやすいですね。
年齢や勤続年数を計算したり、〆切までの日数を計算したり…と幅広く利用できます。

ぜひ最後まで読んで、DATEDIF関数を使いこなしてくださいね。

DATEDIF関数の使い方・基本説明

DATEDIF関数は次のように入力します。

=DATEDIF(開始日,終了日,単位)

「開始日」と「終了日」

「開始日」と「終了日」は数式の中に「2023/1/1」など日付を直接入力してもOKですが、日付が入力されているセルを指定してもOKです。セルで指定する方が便利だと思います。
「開始日」と「終了日」を逆に入力してしまい、「終了日」が「開始日」よりも前の日付になるとエラーになります。よくある間違いなので気をつけてくださいね!

「単位」とは

計算する単位が年数・月数・日数なのか、以下の6つから指定します。

"Y" 期間内の満年数を計算(1年未満の端数は切捨)
"M" 期間内の満月数を計算(1ヶ月未満の端数は切捨)
"D" 期間内の満日数を計算する場合
"YM" 1年未満の月数を計算する場合
"YD" 1年未満の日数を計算する場合
"MD" 1ヶ月未満の日数を計算する場合

「"」をつけるのを忘れずに

DATEDIF関数の使い方 実践編

それでは実際にDATEDIF関数を入力してみましょう!

年齢計算① 4月1日(基準日)時点での年齢を計算

判定日の時点での満年齢を計算する例を紹介します。4月1日時点での年齢を計算してみましょう。

まずはDATEDIF関数の3つの引数を整理してみましょう。
・開始日▶生年月日…B4
・終了日▶判定日…B1
・単位▶満年数を計算…"Y"
▶▶3つの引数を組み合わせて=DATEDIF(B4,$B$1,"Y")
ここでは下の行にコピー(オートフィル)することを考えて、「B1」を絶対参照 として「$B$1」と入力しています。
絶対参照については以下の記事をご覧ください。
入力した数式を下の行(C5とC6)にも数式をコピーします。
これで全員分の年齢を入力した表が完成しました!

年齢計算② 今日の年齢・TODAY関数と組合せ

ファイルを開いた時点での日付を表示する「TODAY関数」と組み合わせると、現時点での年齢を表示することも可能です。

 

まずはDATEDIF関数の3つの引数を整理します。
・開始日▶生年月日…B3
・終了日▶TODAY関数でファイルを開いた時点の日付を指定…TODAY()
・単位▶満年数を計算…"Y"
▶▶3つの引数を組み合わせて=DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")

TODAY関数は =TODAY() と入力するとファイルを開いた日の日付を表示する関数です。DATEDIF関数とTODAY関数を組み合わせることで、ファイルを開いた当日の年齢を計算することができます。

同様に下の行にも数式をコピーして完成です!

〆切までの期間を計算(日数で表示)

こちらもTODAY関数と組合せです。タスク表を例に、単位を「日」にして〆切までの日数を計算してみます。

まずはDATEDIF関数の3つの引数を整理します。
・開始日▶TODAY関数でファイルを開いた時点の日付を指定…TODAY()
・終了日▶〆切…B3
・単位▶満日数を計算…"D"
▶▶3つの引数を組み合わせて=DATEDIF(TODAY(),B3,"D")
同様に下の行にも数式をコピーして完成です!タスク表に〆切までの日数を追加することで、優先順位がつけやすくなりますね。

応用編 〇年〇ヶ月の計算(DATEDIF関数と&の活用)

DATEDIF関数と「&」を使い、「〇年〇ヶ月」表示させる方法を紹介します。
Excelで「&」は数式や文字列をつなぐ役割があります。これを使い、「〇年」と「〇ヶ月」をつなげて表示させてみましょう。

「&」の使い方はこちらの記事をご覧ください。
【Excel初心者必見】&の使い方をわかりやすく解説!文字列やデータをつなげる!

数式①…〇年
・開始日▶入社日…B3
・終了日▶ファイルを開いた時点の日付を指定…TODAY()
・単位▶満年数を計算…"Y"
▶▶3つの引数を組み合わせて=DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")
数式②…〇ヶ月
・開始日▶入社日…B3
・終了日▶ファイルを開いた時点の日付を指定…TODAY()
・単位▶1年未満の月数を計算…"YM"
▶▶3つの引数を組み合わせて=DATEDIF(B3,TODAY(),"YM")
①と②の2つの数式を「&」でつなげてみます。また、わかりやすくするため「年」、「ヶ月」の文字列も「&」で追加します。
つまり以下の4つの項目を「&」でつなげて…
数式①"年" & 数式② & "ヶ月"

=DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")&"年"&DATEDIF(B3,TODAY(),"YM")&"ヶ月"
下の行にも同様にコピーして表が完成しました!
「&」は様々な関数と組み合わせることができるので、覚えておくと便利ですよ。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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